GS1400番台までは【PASSWORD】の下4桁がID番号となっております。
GS3000番台は製造番号4桁がID番号となっております。
ホームページの「基準局運営事業」>「サービスエリア」の「各基準局」を表示した画面に、「受信機チャンネル」が表示されています。
【例】新潟基準局の「1or20」に対し、受信機GS1300、GS1400A番までは「20」で、受信機GS1401A、GS2041R、GS3000番台は「1」です。
ホームページの「入会のご案内」>「入会手続き」の「年会費と利用会費」を表示してください。PDFファイルとなっております。
各種利用割引の運用により、基本利用料より割引が可能ですので、事務局までご相談ください。
GPS基準局では施工前のテスト(受信チェック)が可能です。電話・メール等で利用者名とテスト施工日時、基準局名、補正データ受信機IDなどをご連絡ください。
例えば、工事での利用は横浜基準局だが、作業船基地等で受信チェックをするために、千葉基準局など他の基準局を利用いただけます。
基準局座標の設定は、単一のプロジェクトや特定エリアの港湾工事等を対象とする場合は、標準的で最も確実な工事基準点等を与点とする方法で測量しています。それ以外の電子基準点を既知点とする方法では、令和元年度より公共測量作業規定の準則に準じて電子基準点2点以上(実際には3~4点)を採用しています。
基準局の座標は毎年確認測量を行い地殻変動等による移動の有無を確認し、「基準局座標の設定·見直し基準」により、
(1)全ての基準局について、水平·垂直誤差5㎝以下を目標
(2)電子基準点を既知点として座標を定めた基準局については、国土地理院の民間等電子基準点登録制度(A級、土木及び建築工事)に準じて水平誤差3㎝以下、を目標に座標を管理しています。
電子基準点や工事基準点は地殻変動等の影響により変化しますが、毎年変動する座標の管理は容易でないため、国土地理院が公表した『測地成果 2011』の基準日で管理しており、この基準日を「元期」と呼んでいます。一方で、測量を行う時点を「今期」と呼んでいます。
測量で得られる座標は、電子基準点座標を基に、地殻変動等を加味した今期座標で計測され、再び元期座標に変換しアウトプットされます。以上より、GPS機構の基準局座標は「元期」で管理されています。なお地殻変動等の影響を加味した「元期」「今期」の座標の変換にはセミ·ダイナミック補正が用いられます。
GPS機構の内規では、地震発生後の点検測量は、GPS基準局設置エリアにおいて震度5強以上の場合実施します。今回の場合、横浜(南本牧)基準局および青海基準局では、震度5強未満でしたが、確認の点検測量を行いました。点検測量の結果、横浜(南本牧)基準局及び青海基準局とも、今回の地震による位置ずれ等の異常がないことを確認しました。
点検測量日 | 2021/10/8 (地震後) |
2021/2/1 (地震前) |
差 異 | |
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青海基準局 | X(m) | -42410.688 | -42410.689 | 0.001 |
Y(m) | -4960.414 | -4960.413 | -0.001 | |
H(m) | 104.559 | 104.572 | -0.013 | |
横浜(南本牧)基準局 | X(m) | -65781.164 | -65781.163 | -0.001 |
Y(m) | -13236.421 | -13236.424 | 0.003 | |
H(m) | 21.266 | 21.262 | 0.004 |